派閥 - フォールアウト4の歩き方

派閥

ゲーム中で一番早く遭遇するであろう派閥。
市民のために戦う善良な派閥。

モチーフはアメリカ独立戦争時に活躍した「Minutemen」という軍団。
（日本での呼称はミニットメンが正しい）
農民中心の民兵で、集合がとても早い（1分かからずに集まる）ことからミニッツ（1分）メンという呼称になった。

FO4の舞台であるボストンはアメリカ独立戦争の有名な戦い「ボストン方面作戦」
「レキシントン・コンコードの戦い」があり、Minutemenが活躍した地でもある。

FOの世界では22世紀末から続く市民を守るための善良な集団として知られている。
ただFO4の時代、23世紀末では組織は大幅に弱体している状態である。

現在のミニッツマンの中心人物であるプレストンと出会うのも、ガンナーの部隊との戦闘に敗戦によりミニッツマンが壊滅状態になった中、なんとかコンコードの街に落ち延びてきた時である。
（メインクエスト「When Freedom Calls」）

成り行き上プレストンを助けた主人公はミニッツメンの新しい出発を手伝うことになる。

BOS（Brotherhood of Steel）は戦前の高度なテクノロジーを信仰する派閥。
（ゲーム内では「ビーオーエス」と呼ばれることが多い。）

モチーフは特に無く、FO世界独自の集団。
旧世界の軍人の末裔。なので、アメリカ軍がベースになっていると思われる。
FOシリーズには頻繁に登場している。

FO3でのBOSは人々をスーパーミュータントから守る正義の軍団的な描かれていたが、本来は他人の命より高度なテクノロジーの独占を狙うあまり善良とは言えない集団。

FO4では本来のテクノロジー優先の集団となっており、そのため一般市民や他派閥からはやや疎まれている。

ゲーム上では主人公がダイヤモンドシティに向かう途中で、BOSのメンバーの救援信号をキャッチすることで出会うことになるであろう。
（メインクエスト「Jewel of the Commonwealth」前後）

BOSに入団するとパワーアーマーが支給されたり、ベルチバードという飛行機に乗せてもらえたりする。
さすがにテクノロジーを信仰しているだけはのことはある。

人造人間（シンス）の解放・独立を目的とする派閥。

モチーフは19世紀のアメリカで黒人奴隷の解放のために活動した地下組織「Underground　Railroad」。

黒人奴隷の解放を、FOの世界での人造人間の解放になぞらえている。

FO3でも登場しているので覚えている人は多いかもしれない。
FO4ではストーリーの核心に大きく関わる集団になっている。

レールロード自体は善意からなる集団であるが、一般市民は人造人間をあまり歓迎してない節があり、そのためレールロードの行動はそれほど歓迎されてない部分がある。
（当然だが人造人間を「盗まれている」インスティテュートとは最悪の相性。）

ゲーム上では主人公がダイヤモンドシティを訪ねた後当りでレールロードとコンタクトが取れるかもしれない。
（メインクエスト「Jewel of the Commonwealth」前後）

ちなみにレールロードとコンタクトするための「Road to Freedom」は日本で言うお遍路さんのようなもので、アメリカの方ではそれなりに知名度がある行動らしい。

ゲーム中でたぶん一番最後に遭遇するであろう派閥。
大戦以前のテクノロジーを保持し、科学により新しい社会の設立を目指す派閥。
（ゲーム序盤では悪の組織扱いだがあくまでもそれはこの派閥の一面。）

モチーフはマサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology）。
通称「MIT」として知られる世界でも最高峰の大学の1つ。

インスティテュートは大戦争以前に the Commonwealth Institute of Technology（CIT）に所属していた科学者達によって設立されている。

一般市民の間ではオカルトやおとぎ話しの類の存在であるが、実際に存在する技術者集団。
FOの荒れ果てた世界でも戦前の高度な技術を持っている。
その最もたるものが人造人間（シンス）であり、人造人間を製造し自らの社会の一員として使役している。

技術の独占を目指すBOSや、人造人間の解放のため暗躍するレイルロードとは仲が悪い。
一般市民からも基本的に畏怖・嫌悪の対象となっている。
（人造人間自体が疎まれており、更に都市伝説で誘拐をしているという噂があるため。）

主人公はゲーム中盤に必ず遭遇することになる。
（メインクエスト「The Molecular Level」）