一部項目ネタバレ注意
目次 †
テクノロジー †
EMP †
electromagnetic pulse 電磁パルス
高高度核爆発や雷で発生するパルス状の電磁波で、電子機器の異常を発生させる。
『デウスエクス』世界では、対ボット・オーグ用の攻撃手段としてよく用いられている。
ボスのオーグに対してはかなり効果的であり、長い時間スタンさせられる。
ただし耐性を習得していない場合、自分もエネルギーを全て失い、オーグの再起動の間ずっと画面に異常が生じるため注意が必要
GPL †
プリチャードがサリフの依頼で科学者たちに埋め込んだ位置情報を知らせるデバイス。電波で位置を知らせる。
襲撃現場に残されていた黒こげ死体の発見と、GPL信号の消失から科学者たちは死亡したと考えられていたが、
実際は誘拐後、サンドヴァルの手で発信周波数が変更されていた(摘出は出来なかった)。
オメガ牧場でのやりとりからすると、GPLにこちらから信号を送ることも可能なようだ。
3人の科学者にGPL経由で合図(振動)を送って破壊工作を行わせている。
LEOシャトル †
LEO=Low Earth Orbit(地球低軌道)
オメガ牧場からパンチェアまでアダムが利用した移動手段。
スペースシャトルとコンコルドのような超音速旅客機の中間に相当する?高速輸送機。
本来は地球軌道への物資や人員輸送に使う乗物であるとみられる。
形状はアメリカ空軍が研究中の無人スペースシャトル、X-37に酷似する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/X-37_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
イカロス・ランディング・システム †
オーグ技術の一つ。兵士を輸送機から戦場に軟着陸させるために開発された。
ヒュー・ダロウによると、試作時のコードネームは「バンジー」。まさに名は体を現す。
地磁気と体内の装置で発生させた磁力との反発力で落下時の速度を緩衝する。
なお、使用時に射撃ボタンを押すと着地の際衝撃波を発し、直撃なら気絶・周囲の人間もスタンさせられる
ちなみにアリスガーデンポッドに降下してきたベルタワー警備部隊も似た技術を使用して着地している。
そのまま着地するとターミネーターっぽく、衝撃波を放つと攻殻機動隊っぽくなる
オーグメンテーション(オーグ) †
人体「拡張」技術。(Augmentation=増強・増大・拡大)
人間の体を人工物に置き換え、その能力を大幅に底上げする諸技術。
他作品で言うところの「サイボーグ化」「義体化」に相当するといえば分かる人もいるかも。
技術そのものだけでなく、拡張技術を使用した人間自体も「オーグ」と呼ぶ場合がある
本ゲームに登場するのは、人間の部位を機械へと置き換えるメカニカル・オーグメンテーション。
第1・2作では、ナノテクノロジーの発達で部品交換が不要になったナノ・オーグメンテ―ションが主流になっている。
本作では、あらかじめ体内に装備されている機能を経験を積むことで徐々にアンロックしていく というかたちをとる。
これは、アダムが襲撃事件時にうけた脳のダメージによる影響という設定。
通常は新しいオーグの定着には時間がかかるが、これをプラクシスキットで瞬時に行える
タイフーン・エクスプロシブ †
サリフが米国防総省向けに開発していた最新鋭オーグ技術。
体のあちこちからボールベアリング弾を四方八方にばらまき周囲の敵を殺傷する人間グレネード化装置。
コートを着ている時はどうなるのか深く考えてはいけない
良く見るとオーグ化後のジェンセンのコートには穴が開いており、ここから弾を発射出来る模様。
(開発者もファンからの質問で「コートにちゃんと穴が開いてるから大丈夫!」と言っている)
なお、タイラントのフェドロワも良く似た装備「クレイモア」を使用する。
サリフは工場襲撃事件でタイフーンの機密漏えいを恐れていたが、どうやらタイヨンも似たものを考えていたらしい(もしくは盗み出したか)
ニューロポジン †
ヴァーサライフ社開発のバイオチップ内蔵・オーグ向け免疫抑制剤。人間の体にとって、外部から装着されるオーグは異物以外の何物でもなく
そのままでは免疫機構によって激しい拒絶反応が起こる。
ニューロポジンはこれを選択的に抑制、オーグ周辺のグリア細胞の蓄積をおさえるする作用がある。ただしこれを数カ月おきに必ず使用しなければならないため、
オーグにはなったものの維持費が払えず破産したり、拒絶反応(DDS)で死に至る人間が相次いでいる。
ニューロポジンをめぐる密売事件関連のサブミッションがあったり、ヘンシャではニューロポジンを買えない足の無い物乞いなどもいたりする。
プロキシー・ソルジャー †
サリフ工場襲撃事件現場で発見されたハッカーの神経ハブから検出された新型のニューロデバイスとそれを使った技術
オーグを装着した人間をプロキシサーバーとして扱い、情報のやり取りに使える。
早い話がゴーストハッキングが可能な電脳
本編ではヘンシャからデトロイトの反オーグ組織に潜入したオーグを遠隔操作し、ハッキングしていた。
企業・団体 †
DRB †
デレリクト・ロウ付近を占拠しているギャング
MCBと対立。
オーグ嫌いの共通点からピュリティ・ファーストともつながりがあるが、独善的かつ行き当たりばったりなテロ活動や生活での勝手さでやや煙たがられているようだ。
FEMA †
アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁。 実在の組織
洪水・ハリケーンからテロ、原子力災害まであらゆる災害での業務調整を担う公的機関。
ただし、”戒厳令施行後には連邦政府に自治体および州政府の権限が移され、FEMAは連邦政府の執行機関として活動する”などの特例があることから、陰謀論者からは黒いうわさが絶えない組織。
初代DeusExでも関係者や施設が登場する
MCB †
DRBと対立するギャング団
こちらはオーグ肯定派であり、装着者も多いが金キラの派手なオーグをつけてるものが多い。ただし、オーグを自分を誇示する為の道具としか思ってないのか、戦闘能力はDRBのチンピラと変わらない模様。
WHO †
世界保健機構。現実で存在する機構。
本世界では、若干種々の組織に牛耳られている感がある。
イルミナティ †
様々な作品に登場する秘密結社の名称。秘密結社の代名詞的存在。
(このゲーム以外に多くの小説や映画などで取り上げられている)
詳しくは Wikipedia:イルミナティ
DeusExではパイカスを利用し、世論を操作しようと暗躍。
また、テクノロジーの独占とその恣意的利用のためにタイヨンと結託する。
ヴァーサライフ †
製薬メーカー。第1作に登場する企業の一つ。
本作ではオメガ牧場などですこし言及されるほか、ニューロポジンの製造元でもある
サリフ・インダストリー(サリフ) †
新興バイオ企業で、デトロイトに拠点を置く。
ゲーム中では「サリフ」と略されて使用されることが多い。社長もサリフと呼ばれるので混同に注意。
主人公アダムはこの企業の社員(警備部の主任的役職)。
タイヨン・メディカル †
中国に拠点を置くバイオ企業。市場独占を狙って裏でさまざまな悪事を重ねている。
ベルタワーとつながりが深い。
ハーベスター †
ハーベスト=収集・刈り取り・摘出を意味する
ヘンシャ下層で、オーグを生死問わず何らかの形で「入手」し、そのパーツをいただいて自らの体に装着している人々。
特にベルタワーが始末した人間の処理を請け負うことが多いらしい。
ハーベスター隠れ家の手術室には血まみれの丸ノコなどの身の毛のよだつアイテムが満載。隣には「摘出」まで犠牲者を収容する拘置室らしきものも
ある人物を助けそこなうと、手術室で再開する羽目になる。トラウマものである。
パイカス †
カナダのモントリオールにある大手マスメディア。
テレビ・新聞・ブログと幅広い活動で知られる。
人気キャスターのエリザによって世論を操作することを企むイルミナティの下部組織である。
ヒューマニティ・フロント †
アメリカを中心に活動する人権団体。直訳すると「人間性(防衛)戦線」とでもなるか
ウィリアム・タガートが代表を務める。
反オーグメンテーションの姿勢を取り、サリフ・インダストリーの失態を追求する。
ピュリティ・ファースト †
過激派反オーグ団体
直訳すれば「純潔第一」と言う感じ。
ウラではヒューマニティ・フロントとも繋がる部分がある
ページ・インダストリー †
バイオテクノロジー企業。第1作に登場する企業の一つ。
本作では会話中にすこし言及があるだけ。ただしこの会社の「ある人物」は大きく出てくる。
ベルタワー・アソシエイツ †
民間警備会社 イギリスに本社をおく
本ゲームに登場する敵対警備員はほとんどがベルタワー所属。
制服は灰色を基調とし、重装甲・高攻撃力のヘビー、クローク能力を持つスニーカーと言った先鋭装備の隊員もいる
リム・クリニック †
オーグメント手術を扱う医療団体。
リム(LIMB)とは本来の意味は「手足」だが、ゲーム中では「身体と心の開放インターナショナル」
(Liberty International Mind and Body)の略称になっている。」
世界中でオーグ手術を提供する。
地名 †
オメガ牧場 †
架空の施設。
ゲーム内ではシンガポールにある。
バイオテクノロジー研究施設を多数擁する
デトロイト †
アメリカ北東部にある実在の都市(ミシガン州)。
サリフ・インダストリーの本社がある都市で、ゲーム内でも2回訪れることになる。
アダムの自宅がある都市でもある。
かつては自動車産業が盛んだったが石油危機により没落。今はバイオ企業、サリフに期待を寄せている。
有名どころだと映画「ロボコップ」の舞台。このころから既にスラム化が進み、治安も悪化していたとされる。
パンチェア †
ヒュー・ダロウ出資による北極海にある大型環境改造プラント。架空の施設。
鉄分の海洋散布によるプランクトンの増殖と二酸化炭素吸収を同時に行い、地球温暖化の阻止が期待された。
実際には、大型量子コンピューターによる極秘計画 ハイロン・プロジェクトが同時進行で進められていた。
なお、名前の由来「パンチェア(παγχαΐα)」とは紀元前4世紀ごろのギリシャの学者・エウヘメロスの著作物に登場する架空のユートピアの名称である
ヘンシャ †
上海の一区画。実在の地名。
ゲーム内では、サリフのライバル企業のタイヨンがある。
タイヨン・メディカルなどの大企業がある人工の上層部と、スラム化した下層の旧市街地に分かれる。
モントリオール †
カナダ南東部にある実在の都市(デトロイトの東側あたり)。
ゲーム内では、パイカス本社がある。
なお、本ゲームにモントリオールが登場したのは開発したスタジオが存在したつながりかららしい。
(アイドス・モントリオールスタジオ)